パガーニが世界限定3台の新型ウアイラ・ロードスター・トリコローレを世界初公開!価格は約7億円、イタリア空軍とのコラボで実現した戦闘機仕様
パガーニ史上最も高額で最も強力な超希少モデルが登場!
イタリアのハイパーカーメーカーであるパガーニが、世界限定3台のみとなる超希少モデル・ウアイラ・ロードスター・トリコローレ(Pagani Huayra Roadster Tricolore)を世界初公開しました。
このモデルは、イタリア空軍の曲技飛行デモンストレーションチームである、フレッチェトリコローレを祝うために発表されたゾンダ・チンクエ(Zonda Cinque)をモチーフにした一台。
更に313°GruppoAddestramento AcrobaticoやPattuglia Acrobatica Nazionaleの60周年を記念して、パガーニ史上最も強力なモデルともいわれるウアイラ・ロードスターをベースにしているため、価格帯も約7億円(670万ドル)と超高額。
何とウアイラ・イモラよりも強力な829馬力を発揮!
パワートレインはもちろん、メルセデスAMGがパガーニのために特注にて開発した排気量6.0L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は何と829hp(ウアイラ・イモラよりも+2hpアップ)、最大トルク1,100Nmを発揮します。
まさかエンジン出力だけで、ランボルギーニのマイルドハイブリッドハイパーカー・シアン(Lamborghini Sian FKP37)のシステム総出力819hpを超えてくるとは…トリコローレ恐るべし。
車体重量は、ガソリンなどの液体類を一切投入していない乾燥重量であれば、僅か1,270kgと非常に軽量で(3気筒タイプのフォルクスワーゲン・ゴルフと同じくらい軽い…)、トランスミッションは7速シーケンシャルギアボックス/駆動方式は後輪駆動(MR)のみをラインナップ。
バンパー形状や空力デザインは全て専用設計
スペックだけでも圧倒的なパフォーマンスを発揮するウアイラ・ロードスター・トリコローレですが、その名の通りボディサイズにはグリーン・ホワイト・レッドのトリコローレストライプが追加。
これはアエルマッキMB-339ミリタリージェット機とフレッチェトリコローレが使用する曲技飛行戦闘機に敬意を表したデザインだそうで、このアクセントを追加するだけでも500万円近くかかるとか…
更にボディカラーは、イタリア国旗のモチーフにした特注カラーだそうで、ボディパネルはもちろんフルカーボンですし、カラー代だけでも特殊な工程が必要になることから1,000万円は余裕で超えてくるでしょうね。
この他、トリコローレ用に再設計されたフロントスプリッターやエアインテーク、フロントバンパーを採用することで、アップグレードされたエンジンを大幅に冷却するように改良が施されています。
外観だけでなくインテリアにおいても戦闘機をモチーフにしたデザインが多数…気になる続きは以下の次のページにてチェック!